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松坂大輔

これまで、松坂大輔というピッチャーは、なぜ打たれるのだろう、なぜ敗戦投手になるのだろう、と疑問に思っていました。150kmを越すストレート、キレのあるカットボール、そしてスライダー、さらにはチェンジアップ、とどれもが超一流の球です。これだけの球を持ちながら、どうして5,6点も取られうるのか、たまになら調子が悪かった、の一言で片付きますが、それが続いたときは、どうしてだろうと思っていました。キャッチャーがアホなんじゃないか、とさえ思うことがありました。(実際、シドニーオリンピックで松坂が韓国に最後打たれたのは、鈴木という中日の2軍キャッチャーがアホだったと今でも信じていますが・・・)

しかし、今年の松坂大輔は、安定しています。NY在住の僕は生で映像を見れていないのですが、Yahooニュースで速報を見ると、だいたいが1,2点に抑えています。

メジャーリーグでは6回3失点に抑えることを特別視し、確か、我がヤンキースのムッシーナがその連続記録を樹立しただとか、あと1試合で新記録だとかで新聞に話題に載っていたのを目にしたことがあります。(ここでは正確な定義、そして記録はあまり関係ないのでちゃんと調べていません。すみません。)

ここで僕が言いたいことは、つまり6回3失点に抑えることが、よく巨人の桑田真澄も言っている「ゲームを作ること」、すなわち「先発ピッチャーの最低の仕事」というわけなのです。この観点からすると、今年の松坂大輔は登板したほぼすべての試合で自分自身の仕事を成し遂げていることになります。これは本当に素晴らしいことだと思います。素直に賞賛したいと思います。

おそらくこのままいけば、今年の松坂大輔は16,7勝はするでしょう。これで西武が優勝すれば、もはや松坂大輔を引き止める理由はないと信じたいものです。

そう、僕は松坂大輔に我がヤンキースに是非来年来てもらいたいのです。
契約をした後、友人から「松坂ってどんなピッチャーだ??」とたずねられたいのです。
そして松坂について僕の知っている限りを説明したいのです。(もう高校3年の春から説明しましょう!!バッティングセンスが素晴らしいことも説明しましょう!!)
ヤンキースタジアムの初登板の日に行き声援を送りたいのです。
スタンディングオベーションをしたいのです。

こんな夢を描いている僕なのです。
by hiroaki_kakinuma | 2006-07-16 15:07