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今日は中国人のメディアの人々夕食を一緒した。

まず驚いたのが、女性陣、みんなバッグはエルメス。最近、日本のOL達が一時のエルメス、ヴィトンといった高級志向から、若干値段的にも手の届きやすいコーチなどのブランドに移っているのと比べると、隔世の感があった。
おそらく、日本人の消費者の方がよりマチュアになった、日本の購買力が落ちている(これだけ円高になったらどうでしょう・・・)、といった原因もあるのだろうが、とりあえず今日会った中国人女性はみんなエルメスのバッグに、ヴィトンの財布にって感じであった。

話を聞くと、フランスで購入した、東京で購入した、っていうことらしい。

そういえば、私がフランスに出張に行った時も、昨年まではギャラリー・ラファイエットのヴィトンのお店に入ろうと思っても、スルーで入れたのが、この間6月に訪れた時は入店制限があった。理由は一つ、中国人観光客の数が多すぎるから。
今や入店するには、必ず入り口で一つのグループにつきヴィトンのコンシェルジュ一人が随行しなければならないことになっているらしかった。
私も「Do you need Chinese, French or English?」と尋ねられた。まぁ、それだけ中国人が多いのだろう。
そして、日本人がほとんどウィンドウショッピング、買っても1品2品なのに対して、中国人は大きな袋が1つ2つの世界であった。

まぁ、これが現実なんだろう。
だけど、個人的には、だから日本の観光は中国人「だけ」をとにかく頑張らなければいけないんだ、とは1ミリたりとも思わない。
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by hiroaki_kakinuma | 2010-10-25 00:49 | 仕事
昨日仕事でイギリス人4人とディナーをした。その中でどうしてイギリス人があまり日本に観光に来ないのか、という話になった。

よく言われているように「日本という国が旅行で行くべき国であることを知らない」ということが大きな原因の一つであるようだが、もう一つが「せっかくアジアに行くんだったら、もっとアジアらしい国に・・・」ということがあるらしい。もっとブレイクダウンすれば、欧米からみたアジアのイメージと言えば、安い、エキゾティック、こんなことになるのだが、どうやら、日本のイメージはそのこととかけ離れてしまうらしい。

そもそも日本人ってアジアの中の日本っていう意識はどれだけあるのだろうか?

最近でこそアジアの国々の経済が急成長したこともあり、多くの日本人がアジアとの接点ということを意識し始めたと思うが、日本はアジアの一員であるということを心底どれだけの人が誇り(?)に思っているのだろうか。

自らの日常生活を省ってみて、「日本は地理的にはアジアに属するが、他のアジアの国々とはちょっと違うんだよ」って思っている人、意外と多くないですか?

歴史的に、アジアの国で一番最初に産業革命を起こし、欧米諸国にキャッチアップしたことや、タイと並んで唯一欧米列強からの侵略に耐え独立を維持したことに起因するのかもしれないが、私は多くの日本人がアジアの中での特別意識を持っていると思う。

こうした国民意識を反映してか、少なくとも観光に関しては、欧米人から見れば「日本はアジアらしくない国」ということのようである。

現在の経済の中では、成長著しいアジアマーケットの成長を取り込みやすいということで、「アジアの中の日本」ということが非常にチャンスに捉えられているが、残念ながら観光においては、このことが逆に大きなハンデになってしまっているようである。

今更日本が「アジアらしい国」になるのは無理であるし、その必要もない。地理的にアジアに存在することも変えようもない事実であるので、勝負はその中でどう日本らしさをだすか、日本をブランディングするか、そしてそれをグローバルに伝えていくか、ということであると思う。
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by hiroaki_kakinuma | 2010-10-14 23:11 | 仕事
たまには自分の考えを整理するためにブログを書くのも良いかなと思い、約2年ぶりの更新を。

今日仕事で人と話をしていて、観光行政の目的、と言うよりも、自分が「観光」を通じて何をしたいのか、ということが若干見えてきた気がする。

「観光客数」だけを追い求める政策、経済効果に偏った政策、国内観光を重視した政策等々に、若干の方向性のズレを感じていた自分であるが、結局自分が追い求めているのは、
『日本の素晴らしい「モノ」をglobalizeし、世界で価値を認めてもらう』
ことなのかなと感じた。自分の中では、そのための手段として「観光」もあるのかなと。

「モノ」という中には、伝統産品、旅館といったものから、もちろん電子機器などの先端産業も含まれる。個人の問題意識としては、日本には世界に通用する「モノ」があるのに、どうしてそれらがappreciateされていないのかということ。

具体的には例えば、日本の素晴らしき「旅館」というaccommodationにより多くの外国人が価値を見出し、実際に泊まってもらいたい。そうしたお手伝いが自分としてもできたらと心から思う。

今の仕事の中では少し理想を求めすぎ、そして方向性も違う気もするのだが、常にこうした自分の中での志というものは大切にしていきたいと思う。
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by hiroaki_kakinuma | 2010-10-05 23:10 | 仕事