カテゴリ:プロ野球( 2 )

日本プロ野球は現在、危機に瀕しています。野茂に始まり、イチロー、佐々木、松井、松坂、とスーパースターが次々と海を渡りました。このままではメジャーリーグ予備軍の戦いとなってしまいます。

今日はそんなプロ野球の人気回復の手段として設立されたプレーオフ制度について考えてみたいと思います。

来年からセリーグも現在のパリーグと同様に、レギュラーシーズン1~3位のチームがプレーオフに進出することとなりました。つまり、3位のチームまでに日本一になるチャンスが与えられることになります。はっきり言って、馬鹿げた制度です。もし3位のチームが日本一になったら、何のために100試合を超えるレギュラーシーズンを戦ったのでしょうか。

確かにメジャーリーグのプレーオフは異様な盛り上がりを見せます、そして一発勝負の、いわゆる高校野球的要素も兼ね備えることなり、確かにレギュラーシーズンよりも面白いと思います。日本プロ野球もメジャーリーグの制度を真似たのは明らかですが、大きな違いがあります。メジャーリーグでプレーオフに進出できるのは8チーム中6チームが各リーグの各ディビジョンのチャンピオンです。つまり、チャンピオン同士の戦いなのです。残りの2チームについてもワイルドカードとして、各ディビジョン2位の中でもっとも勝率の高い2チームです。言うなればこの2チームは、運悪く強いディビジョンに入ってしまい2位だったけど、他のディビジョンだったら1位になれてプレーオフに進出できましたよ、といった感じの2チームです。

しかし、メジャーリーグにおいては、日本よりははるかに合理的な説明が可能な2チームさえ、良しとはせず、プレーオフにおいて何らかのディスアドバンテージを与えようという、新たな制度作りが考えられ始めました。メジャーリーグで駄目だしされ始めた制度を真似する日本プロ野球って何なんでしょう。

プレーオフを充実させることに異議はありません。しかし、やり方をもう少し考えて欲しいものです。せめて、パリーグ2位-セリーグ1位、パリーグ1位-セリーグ2位の方が合理的な気もします。究極的にはリーグを地域ごとに再編し、3リーグ制とし、各リーグ1位とワイルドカード1位の4チームでプレーオフを戦うべきだと思います。

はっきり言って、現行制度ならば、日本シリーズだけのほうがはるかに魅力的です。考えてみれば、昔は日本シリーズが昼間に行われ、学校で必死になって途中経過を仕入れたものでした。小学校では先生にテレビをつけてくれるようお願いし(実際見た記憶があります・・・定かではありませんが。)、中学では授業中みんなでラジオを必死になって覚えがあります(先生にこのクラスは神宮球場の歓声が届くんだなぁ、と言われたものです)。今の日本シリーズにそんな活気はあるのでしょうか。一プロ野球ファンとして、何とか昔の活気を取り戻して欲しいものです。
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by hiroaki_kakinuma | 2006-11-17 11:54 | プロ野球
僕の中で尊敬している人は松井秀喜選手だけではありません。そう、昔から桑田真澄選手を尊敬しているのです。その昔、桑田真澄が書いた「桑田真澄ピッチャーズバイブル」っていう本を読み、ひどく感動し、就職活動の最中は、ずーっと感銘を受けた本としてその本の名前を挙げていました。

僕が桑田真澄を尊敬するのは、その哲学が好きだからです。そして、彼は天国だけでなく地獄をみている男だからです。人間の価値というものは、いかに自分の悪いときを過ごすか、にあると僕は思っています。人間が自分にとって追い風が吹いているときに良く過ごせるのは当然だと思います。そんな意味からすると、桑田真澄のヒジの手術後のリハビリ過程には本当に感動しました。

その桑田真澄が今度大リーグに挑戦しようとしています。彼のような高校からのスター選手の去り際、というのは、江川卓に見られるようにボロボロになる前にやめるのが最近の主流なような気がします。にもかかわらず、彼はボロボロになるまで大好きな野球をやりたい、ということで、21年間着た巨人のユニフォームを脱ぎ、新たな闘いの場をアメリカに求めるとの事です。

この挑戦、僕は心から応援したいと思います。メジャーで彼の投げる姿を見られるのならば、それは、ヤンキースのワールドシリーズ制覇に匹敵する感動ものです。

本当に本当に頑張って欲しいです。
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by hiroaki_kakinuma | 2006-11-16 14:51 | プロ野球