計算機の弊害

今日はUrban Economicsのテストがありました。その中でとてもアメリカを象徴する出来事がありました。

集中力のない僕は試験のとき、いつもボーっとしたり、周りをキョロキョロ見渡して人間観察をしています。試験終了30分前になって、突然女の子が教授のところに行き、話しかけました。最初は質問でもしているのかな、と思いましたが、どうも顔が結構泣きそうな感じです。何だろうと思っていると、教授から、「誰か計算機を彼女に貸してあげてくれないか」との言葉がありました。

別に自分の自慢をするわけではありませんが、そんな難しい計算ってあったっけ??と逆に不安になりました。この科目、正直、教授に英語になまりがすごいあって、僕はあまり理解しているとはいえませんが、計算については、せいぜい150÷420とか、480×4.8くらいです。

そう、アメリカ人は計算が本当に出来ないのです。これは留学している人はみんな感じているはずです。どうやら小学生のときから計算機を使う習慣を身につけているために、何でもかんでも計算機に頼るのです。

計算を計算機に任せて、その前の思考過程を重視するって教育なのかもしれませんが、経済の授業等で数学的センスが試される場面で、アメリカ人が思考過程においてもセンスを発揮したことはありません。

明らかに数学教育の失敗でしょう。日本では最近3.14を3とかにするアホなことがありましたが、これではアメリカと同じ道をたどってしまうでしょう。日本人の強み、是非残して欲しいものですね。
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