我が国の業界団体の特殊性

日本では、様々な分野で業界団体というものが存在するが、それがなんだか日本の発展を妨げているような気がしてならない(外国の状況は知りませんが…)。建設的な方向に作用するならまだしも、無駄に新規参入者を拒み既得権益を守ろうとしたり、特権階級意識だけを形成したり、とどうしてもネガティブなイメージが私にはついて回る。

私の中学・高校も、中学から300人、高校から100人という中高一貫校であり、中学からの持ち上がり組を「旧高」、高校編入組を「新高」と呼ぶ。高校一年生において初めてその旧高と新高が合流し、高校1年間だけは別クラスで2年以降は同じクラスになる。
わが校の最大のイベントである5月の運動会の高1の競技の騎馬戦においては、確かに「旧高は絶対に新高負けてはいけない」みたいな風潮もあったが(20年程前は「負けたら全身脱毛」とかいう過激なこともあったとか・・・)、それ以後、というかそれ以外においては、「旧高」も「新高」も全く区別なく、良い意味でお互いの価値観等も融合し、私はまさに「新高」による新しい風がわが母校をより良い学校に仕立て上げていると思う。

一つの学校の例と、経済界の業界団体を同じに扱うなということかもしれないが、世の中の物事というものは、自己変革だけではなかなか良くならないと思う。結局良くしてくれるのは、外部からの刺激だ。一人の人間を見たって、競争(外部からの刺激)があるからこそ、人間は成長するのだと思う。

そう考えると、業界団体における排他意識、特権階級意識は、本当にナンセンスとしか言いようがない。もっとマクロのレベルでいえば、日本資本、外国資本、というものを区別するのもどうなのだろうか・・・
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by hiroaki_kakinuma | 2010-12-23 22:56 | 仕事